>馬体評価の過去実績について(POGブログ)
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久々いただいた読者さんからの馬体に関する質問について、先ほど回答したものの、自分として今ひとつしっくりこなかったのだが、ちょうどいい例えを思いついたので、再度ブログで回答。
馬体に関するQ&A
Q.どの程度の馬(の馬体)を記憶しているんですか?
ルアーさん)…これまで何度か過去の名馬を引き合いにして、馬体解説をされている部分があったと思います。実際、どの程度の馬を記憶されているのですか?それはどうやって記憶するのですか??また、どのくらい昔の馬まで記憶があるのでしょうか?その記憶は確かなのでしょうか? …教えていただければと思います。
回答A) 数ということでしたら、うーむ、どの程度でしょうか。正直、具体的にわかりません。
ただ、毎年新規で、最低でも数百頭単位の馬体を見ていますが、その1/3か1/4程度は記憶しているかな、と思います。これも、「漠然と見たことがある」といったレベルから、「鮮明に憶えている」など、まちまちです。
ただし、「好馬体、個性的な馬体」の馬は、一度見れば、大かた記憶していると思います。
Q.どうやって馬体を記憶しているんですか?
回答A) どうやっているか、…これも自分の脳みそながら、わかりません(苦笑Q.どのくらい昔の馬まで記憶がありますか?
回答A) これは、あまり時代は関係ないです。昔だろうが、最近だろうが、馬体写真さえあれば判断できるため、昔も今もありません。例えば、「ハイぺリオンの馬体は?」と言われても、すぐ鮮明に馬体が頭に浮かびます。…と、そういう質問ではないでしょうか。そうですね、例えば、オグリキャップとか、メジロライアン、タマモクロス、バンブーメモリー、ダイタクヘリオス、このあたりまでは、パッとシルエットが頭に浮かびます。この記憶は、最近みた馬体写真がベースではなく、かなり昔にみた記憶がベースとなっています。
今同様、馬体から予想していた最初の世代は…ナリタブライアン世代でしょうか。否、その前、ビワハヤヒデ、ウイニングチケット、ナリタタイシンなども、馬体自体は記憶しており、といってもそのさらに前、ミホノブルボンやライスシャワーの馬体も鮮明に残っています。このあたりの馬は、リアルタイムに近い時期にみた馬体の記憶が、そのまま今ベースとしてあります。
他、今が旬、凱旋門賞に挑戦するオルフェーヴルの父、ステイゴールドも、個人的に大好きな馬体でしたが、よく考えるとステイゴールドの馬体、もう何年も見ていない気がします。そう考えると、昔だから馬体の記憶が薄れるということはないかな、と思います。
Q.馬体の記憶は確かなのでしょうか?
回答A) 原則、「過去の名馬やある程度活躍した馬の場合、馬体の記憶は間違いはない」、と思います。これが、まだ走ってもいないデビュー前の若駒で、かつそこそこ好馬体程度では、時間が経てば、記憶から忘れてしまうと思います。若駒の場合、よほど「好馬体や個性的」でない限り、馬体単独では記憶に残っていない気がします。大体、馬名か、POG本やカタログなどの馬体写真の掲載位置や、血統(近親に有名な馬がいる)などの情報、といった断片的な情報とセットで、馬体を記憶していることが多いです。
そのため、その馬がある程度レースで活躍して、再度馬体が特定できるようにならないと、自然と馬体を忘れてしまう、そんな感じでしょうか。
最近、『条件戦などで、馬体から注目馬』という記事を、いくつか書いていますが、あれは、競馬ブックの出走表の馬名だけを、上から順にざっと眺めていき、「この名前知っているな!(以前見たことがある)」と、ピンと感じた馬の馬体の記憶をたどって、該当レースへ適性が合う合わないなどの解説しております。
ご存じのように、私の場合、レースやデータ、過去成績、回顧など、ほどんどやりません。原則、競馬と言えば「馬体」しか、まともに見ていないわけです。そのため、「名前を知っているな!(以前見たことがある)」と、ピンと感じた馬は、イコール、「以前、“馬体を見て何かしら印象的”で、名前を自然と記憶している」ケースがほどんどです。
つまり、馬名にピンときたら、馬体が「良かった、個性的だった、狙いどころがある」馬である可能性が高いわけです。
この場合、馬名からすぐに馬体を鮮明にイメージできれば、そのまま実際の馬体を確認せず、記憶をもとに、該当レースへの適性などを解説してます。何となく馬体を憶えている程度の場合のみ、POG本やカタログを引っ張り出し、「この辺のページかな」とめくって、馬体を再確認したりしています。ただ、この場合も、漠然と記憶していたイメージと、実際との相違はほとんどないと感じています。
以上、何とも伝えづらい質問への回答ですが、ズバリ、この「馬体の記憶」、いわゆる女体ならぬ、「女性(異性)の記憶」と同じだと思います。
昔、付き合っていた彼女、好きだった&タイプだった女性、同じクラスにいた好きでも嫌いでもないが個性的な女子、一度しか会っていないが、何となく憶えているキャバクラのおねえちゃん、昔のアイドルや女優、はたまた、一度みたA○に出演していた女優などなど、…こうしたあなたの「女性(異性)への記憶」と、私が馬体を記憶している感覚は同じだと思います。
確かに、馬体診断において、馬体から似ている過去の馬をピンポイント指名すると、いかにも私自身の馬体の記憶力が凄い印象を持つかもしれません。が、馬体の記憶力も、この「女性(異性)への記憶力」に置き換えてみると、特別でも何でもない、誰しもあるにある記憶力と実感してもらえるのではと思いますが。別に、単なる人への記憶としても同じでしょう。
要するに、
Q.過去の名馬含め、色々と馬体を記憶できる理由
A.私自身馬体を記憶する“能力”が高いわけではなく
馬体を記憶できる(知識として蓄積する)“馬体の見方”をしてきた
ということです。
既存の馬体パドック派の方が、「毛ヅヤ、気配、調子、張り」など、
己の感覚中心で、馬体を見ているのに対し
私自身は、ただありのままの「馬の形」、
馬体の記憶をもと、馬体を見ているのかもしれません。
ズバリ、己の相馬眼だけでなく
数多の過去の馬たち(の馬体)が、
今、私に馬体を見させてくれている
かっこつければ、そんな感じでしょうか(笑
ライスがいたから、ステイがいたから、「筋肉が盛り上がりパワーアップ」している馬体…それがどうしたの?と思えるわけです。
せっかく馬体をみるのに、パドックに行くのはもったいないです。…と、馬体の話は止まらなくなるのでこのへんで。
スプリンターズSで馬体から、単純に「好馬体」と言えばこの馬
人気ブログランキング首差しからのラインは、まさに母父の良さを引き継いだもの。全体としたシルエットはSP向きにシフトしている。今回の出走メンバーで、単純に「好馬体」を一頭挙げるとしたら、間違いなく同馬。このレベルの馬体は、今ようやく好馬体になったわけではなく、デビュー後の3歳春が初見だったが、その時点から目立った馬体の持ち主。>同馬の過去記事はこちら…「チャンはチャンでも…」
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